Windows MRに対応するUSB3.0インタフェース
Windows MR診断アプリでOKだったのに、USB3.0の問題で対応に苦戦したのでメモ。
チップ型番だけでなく電源供給も考える必要があるよ、という話。
2018年11月某日、都内家電量販店でAcer AH101のデモ機が2万円で売られていたので、Windows MR動作環境や対応コンテンツなどもよくわかっていないまま、ついカッとなって購入。
手元の自作PCは仕事が忙しい等で数年放置状態のAMD FX-6300/990FXベース、グラボはRADEON HD7800、Windows 10 64bit。
診断ソフトでグラボ、Bluetooth、USB3.0(Etron)に問題があることがわかったので
・RADEON RX570
・Bluetooth4対応USBドングル(LBT-UAN05C2)
・FRESCO FL1009チップUSB3.0ボード(補助電源なし)
を購入。これらが到着次第使えると思ったのだが…
FRESCO FL1009 USB3.0 Hostの増設で診断ソフトの結果はクリア。
しかし実際にMRポータルを起動するとゴーグルを認識しない…
BIOSでオンボードUSB3.0を切ったりといろいろ試したもののどうやってもNG、USB2.0ポートに接続するとUSB非対応メッセージとなるのでゴーグル本体の問題ではないようだと判断。
Windows MRのUSB3.0相性の記事(英語が多い)をいろいろ見ると、「補助電源ありを推奨するが、それで必ず動作するとは限らない」というような記載をみかけた。
NGだったボードの補助電源ありを購入するのもどうかと思い、
RenesasチップUSB3.0のSATA補助電源ブラケット付き2ポート(内部2ポート系4ポート)を追加購入。
差し替えたところあっさりとMRポータルが先に進んだ。
個人的感想など
さらにMRポータルのソフトダウンロードもやたらとタイムアウトしたのだが、よくわからず何度もリトライして完了したので、こちらは原因を突き止めるに至らなかった。時期によってはWindows 10のバージョンがどうとかいう問題もあったよようで、まだまだWindows MRは一般向けとはいえないな…と感じた。
個人的に昔からあえて変なパーツをアキバで買ってきて試したりしていたので、久々に自作PCの醍醐味?を味わえて面白かったが、そこらで買ってきたPC(特にノート)にVRゴーグルさせばすぐつかえる、になるにはまだ時間がかかりそうだな…