しょうたいふめいのGeek

主にPC系のやってみたことで誰かの役に立つかもしれないことを書いていく予定

ストレージの廃棄証明書とか消去証明書の信頼性0かよ…

一応ITセキュリティ系の仕事もやってきてたけど、情報漏洩事故とかの対策としてストレージの廃棄証明やら消去証明をとらなきゃダメ、ってケースは多々あった。

個人的には「HDDの代替クラスタに情報が残ったままファームで代替されたらフォーマットでも消せないので、クレジットカード番号が対象の情報とそれが漏洩しちゃダメっていうレベルで完璧を期すなら、HDDは自分で破壊する以外ない」とか思ってたのですが、リース物品のHDD破壊したら「人のものをぶっ壊した」ことになるからそういうわけにもいかず自分で消すか消去証明とる以外できず、IT業界以外なら業者に委託して消去証明とる以上の対策はできないんじゃないかな…(RAID5にしとけば…とかそもそもそういう知識までないレベルとする)

最近流出HDDで重要情報ごっそり流出って事故起きちゃって、「業者から廃棄照明をもらった」とか「リース品なので破壊できず、米国国防省企画によるフォーマットを実施」とかやってたのどんだけ意味あったんだよ…って感じだよな、ほんとITセキュリティ業界は…

HDDとか大容量で消去に時間かかりすぎるからSSDで!ってしたらファーム時限爆弾で全部消えます、とかじゃあどうすりゃいいんだよって感じですな最近…(可用性ってのもセキュリティの要素なので)