Windows MRでIPD(瞳孔間距離)を設定する
Oculus Questをすでに注文したわけだが、Windows MRでもIPD(瞳孔間距離)をソフトウェア設定できた。
ただ設定にIPDとも瞳孔間距離とも書いておらず
設定ーMixed Reality-ヘッドセット ディスプレイー調整 に
「視覚効果の品質を向上させるにはカスタムの調整値を設定します」とだけあり、規定値が 62.817 mm のテキストボックスとスライド調整バーがあるだけなので、最初に適当にいじって結局戻してそのままだった…
(下の 詳細情報 で説明ページに飛ぶとはいえ)
ここの値を取り急ぎ以下の方法で測定したmm単位の値を入れてみたが、範囲が59~67の8mm幅のかなり細かい数値なので、どこまで正確に入れられたのかは不明。
ただしOculus創業者はソフトウェアIPD調整のRift Sが合わないから使えない、と言っているので、ハードウェアで調整する方が価格は高いけど確実なんだろうとは思う。
Oculus創業者は70mm程度のIPDでRift SでNGということは、現状旧RiftかOculus Quest+Oculus Linkしか使えないということになるのだろうか…Windows MRの設定可能範囲からも外れているのでソフトではハードほどの範囲でIPDを変更できず微調整ということになるのだろうか…
DMM動画がOculus Questに対応
このブログを始めたきっかけが、Windows MRを入手してDMMではストリーミングにしか(公式)対応してないのに、SteamVR使えばHQ含む .wsdcf ファイルを再生できることがわかって、自分でググっても全然出てこなかったから発信するか…という出来事だった。
先に対応したWindows MRはいまだストリーミングだけで月額動画(VRch)にも対応していないのに対し、Oculus Questは最初からVRchにも対応…とVRデバイス格差を思い知らされる出来事であった。
VRヘッドセットで今のところの不満は
・ケーブルが邪魔
・瞳孔間距離調整できない(あっていないのではないか疑惑)
ということで、Oculus Questはこの2つを両方解決できるのでサイバーマンデーでも安くなってないな…などと気にはしていたのだが…
…まあ、買うよねw
QuestはOculus LinkというPCゴーグル化機能があり、これに利用できるケーブルはUSB3.1のTYPE-C 10Gbps対応のもので公式から5mのものが1万くらいででたのだが、公式発売前は3mくらいのケーブルが一般的だったらしい。
3mじゃなくて5mの該当ケーブルを1つだけみつけたので一緒に買ってみたが、対抗製品がほとんどなく発送元が中国で同時発送ではないなど若干の不安が…
追記
予約じゃないけどKonozamaはじめてくらったかも…
LINEモバイル(softbank)とDMMモバイル(docomo)の昼休み比較
一番混雑していると思われる平日の昼休み。
ここでLINEモバイル(softbank)とDMMモバイル(docomo)がどうなるか速度比較すると結論は出ないまでもサンプルケースになると思ったのだが…
なお、LINEモバイル契約のきっかけになったように利用機種で対応バンドによって本来の性能が出せない…というのはおかしいので
LINEモバイル: Xiaomi Mi Max3
DMMモバイル:d-02H
でChromeブラウザからGoogleのspeedtestを利用して測定している。 場所はすべて横浜市内。
やっぱりdocomoが混みすぎなのか…?アップロードがダウンロードより遅いとは。
タイミングの問題かもともう一度やったのが…さらにひどい…DMMモバイル全然反応しないときはアップロード側がつっかえてるのか…
朝とっておいたのはこれ。
通常時はそれほど差が出ないので、やはり多くの人が同時に利用する時間帯は、大元のインフラは契約者数比例で回線が太かったりしても、契約者数が多い方が不利な感じがする。同じアンテナにつながった人なのか単純なキャリア毎同時アクセスなのかわからないけど、人が多いほど同じ帯域をシェアする人数が増えてしまうはずなので…
個人的にはばっさーMVNOが悪いんじゃなくて大元のキャリアっぽい感じの傾向になったと考えている。
まあLINEモバイルはソフトバンク配下になってdocomoのMVNOとしては…とか、DMMモバイルは楽天モバイルになってこれまたどうなってるのか…といろいろ事情はありそうだが。
LINEモバイルじゃなくてdocomoのMVNOが遅いんじゃないか疑惑
の記事を見つけて、
Xiaomi Mi Max3に対応したLINEモバイルSIMを契約 - しょうたいふめいのGeek
でLINEモバイルを契約したばかりの身として
「えっ、そんなこと全然ないけど?」
UQモバイルはauなので、ユーザー大杉のdocomoが、人が多かったり皆が使う時間に遅いのではないか、というのが個人的な推測。
私はDMMモバイル(docomo MVNO)も使っていたが、昼休みの遅さはこの記事の状況に似ていた。ただ、皆が使って遅い中で速度測定しても…ということで速度比較まではしてなかった。
そちらは現在Wifiルータ(freetel AREA2)に刺さってるので、せっかくだから、ソフトバンクのLINEモバイルとdocomoのDMMモバイルで昼休み比べてみようかな、と思う。
昔、コミケ会場でdocomoは全然使えないけどソフトバンクは使える!とか同じような話はあった気がする。
べつにdocomoが悪いわけじゃなくて、FOMAが出始めてユーザーが少なかったころは、同じように人大杉なコミケ会場でも快適につながってメールで友人に連絡した覚えが…ってのを思い出した。
続く?
技術者がユーザー企業に転職するのは不幸なのか?
確か日経IDを維持するには最低限メルマガを購読する必要があってその関係だと思うが、
とかいうメールのタイトルが目に入ってぎょっとした。
自分がまさにそのパターンなのでw
まあそもそも「幸福」ってのが主観的なものなので勝手に不幸の始まりにするなって話ですが、タイトルはともかく書いてある内容自体はそれほどおかしくないとも思うので、自分のケースを含めできるだけ客観的に書いてみる。
・収入
ユーザー企業もいろいろあるが、IT業界は一般的には給与が高い業界なので、転職によって収入が下がることが多いと思われる。
私個人のケースだと、転職前の企業の業績がアレでそれほど年収が高かったわけではなかったが、転職前にエージェントと確認した想定ケースでは残業なしだとかなりダウン、残業時間が制限いっぱいでやっと同レベルになる計算だった。
・勤務時間
諸事情で初年度は「同レベルの年収になった」ためにその企業で働く人としては多かったがIT業界の通常運転というのが感じだった。(個人の感想です)
2年目の現在は障害発生やメンテの都合がなければ残業はあまりなく、休出すれば代休をとらされ、今年からは年5日の有給取得を迫られる状況で、「暇だな」と思える時間がかなりあるという「IT業界では考えられなかった」状況にある。(個人のry
ただし、過去にSIerから大企業子会社に常駐していたころは、似たような勤務時間で1日勤務時間の標準が7:45だったので、もしかしたらそちらの方が恵まれていたかもしれない。
・仕事内容
転職したタイミングで大規模なシステム更新があったので、初年度は非常にスキルが問われる難易度の高い仕事で、成功した時に複数の「是非事例として載せさせてください」という申し出があった感じだった。
2年目の現在は初年度苦労したからと上長が配慮している面もあるにしろ、初年度構築したシステムの安定化などの比較的ゆるい仕事をやっている。
ただ企業内ではチャレンジングなプロジェクトが別メンバーで行われており、一般にスマホ等のデジタルガジェットが普及したことで、今後はユーザー企業でもITスキルを発揮する機会は多々あるというのが個人的な意見。
ただし、ユーザー企業の方針によっては「すべてベンダーに請け負わせて、ユーザー側が手を出さない」ということもありえるのでそこは環境次第か。
・個人的意見
IT業界にいて「コンピュータは好きだけど、仕事が忙しくて家に戻ってまでコンピュータにさわりたくないよ…」となってしまったとか、「収入は満足してるけど自由な時間がなさ過ぎて家族との関係が…」とかいう人は、ユーザー企業のIT担当は意外と良いのではないかと思う。
実際に「収入は減ったけど家族との時間も取れてこっちのほうが断然いい」というような意見は聞いた。
個人的には前企業で海外と組んで製品をリリースしたり、サービスを構築して提供したりとスキルを活かす仕事はできたものの、同僚が倒れて復帰できなくなったり自分も健康上ヤバい状況に追い込まれて仕事を減らすか転職するか…という状況だったので、2年目の現在は「人間らしい生活ができる」という面では満足している。
正直に書くと「もらっている年収が世の中からの評価なんだから、自分のスキルが生かせる業務が一段落して年収もあまり期待できない今、まだここに残る理由はあるのか?次行けばいいんじゃね?」という気持ちはあるのだが、やめるほどの切迫した理由はないし、外から強く勧誘されたわけでもないし…ということで、転職したほうがいいのでは?とうっすら思いつつも踏み切れない、というのが現状でしょうか。
P.S.
ただ
>専門性を中心に人生設計する人は、自分の専門技術をより理解してくれる人を
>必死で探すでしょう。自分の専門分野のコミュニティーに積極的に参加し、
>人脈を広げるでしょう。
これは個人的には賛同できない。あえて極端に描くと、こちとら人間とかかわる仕事がヤだからITやってんだよ、人脈ってなんだよ、情報なんざググってさがせるし、発信もいくらでもできるだろうが…というタイプの技術者なもので…
final E500はE1000と比べてバイノーラル制作音源に向いているか?
バイノーラル制作音源向けらしいfinal E500を注文 - しょうたいふめいのGeek
で購入したfinal E500、とりあえずVRゴーグル(Acer AH101)に刺して使っている。
音とかには満足しているが「バイノーラル制作音源の再生はどうなのよ?」というのをあまり意識せずに使っていた。
これまで使って感じたのは
・人物が自分の前方比較的遠くなどにいる場合はあまり違いを感じなかった
・左右どちらかの耳元でささやくようなシーンで「おっ」と感じた
くらい。
値段も安いし、音も値段にしてはかなり良いので、AH101みたいにステレオミニプラグを刺すタイプのVRゴーグルに組み合わせて使うのは個人的にはおすすめ。
あと、finalの同型は耳へのフィット感がよい。耳の奥まで結構入れられるので浅く入れたい人は向かないとか好みが分かれそうだが…
手元に類似価格帯のfinal E1000があるのでこれとVRのバイノーラル制作音源で比べればいいのではないかと思い立ち、比べてみた。
同じVR動画の同じ場所をイヤホンだけ変えて視聴してみたところ…
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うーん、そこまでの違いを感じない(汗)
昔ノイズキャンセリングイヤホン(今のワイヤレスではない有線で単四電池を使うワイヤードの時代)を使ったらどれだけノイズ減るかを、ノイズキャンセル有無で聞き比べようとして、そうするとノイズに集中してしまうから「どっちでもノイズ聞こえるじゃん!」となって違いが判らなかった覚えが。
でも普段使いで圧倒的に使って心地よいのはノイズキャンセリングありで、ノイズキャンセリングつきカナルイヤホン付きウォークマンで、普段ふとリピート再生が終わって無音状態からノイズキャンセリングごと電源落ちたときに、周辺雑音がいきなり押し寄せていかにノイズキャンセリングが仕事してたかって気づいたことがあった。
だから当初意識せず使って感じた時の感想が、意外と当たってるのかなと思う。
さらに、人間って動画の場合は視覚に意識をかなり取られるので、純粋な音楽鑑賞に比べると音に対する重要性は低い…と昔5.1chスピーカー環境をあれこれやってたときに見かけたから、比べるなら純粋な音だけのもののほうが向いてそう。
ストレージの廃棄証明書とか消去証明書の信頼性0かよ…
一応ITセキュリティ系の仕事もやってきてたけど、情報漏洩事故とかの対策としてストレージの廃棄証明やら消去証明をとらなきゃダメ、ってケースは多々あった。
個人的には「HDDの代替クラスタに情報が残ったままファームで代替されたらフォーマットでも消せないので、クレジットカード番号が対象の情報とそれが漏洩しちゃダメっていうレベルで完璧を期すなら、HDDは自分で破壊する以外ない」とか思ってたのですが、リース物品のHDD破壊したら「人のものをぶっ壊した」ことになるからそういうわけにもいかず自分で消すか消去証明とる以外できず、IT業界以外なら業者に委託して消去証明とる以上の対策はできないんじゃないかな…(RAID5にしとけば…とかそもそもそういう知識までないレベルとする)
最近流出HDDで重要情報ごっそり流出って事故起きちゃって、「業者から廃棄照明をもらった」とか「リース品なので破壊できず、米国国防省企画によるフォーマットを実施」とかやってたのどんだけ意味あったんだよ…って感じだよな、ほんとITセキュリティ業界は…
HDDとか大容量で消去に時間かかりすぎるからSSDで!ってしたらファーム時限爆弾で全部消えます、とかじゃあどうすりゃいいんだよって感じですな最近…(可用性ってのもセキュリティの要素なので)